昨年度も各サークル員が各々の関心のある分野について深めることができました。また一昨年度から新入生にやってもらっている論文要約部会(その名の通り論文を一つ要約する)もレポートの書き方等を学ぶ上で効果があったと思います。
以下昨年度の部会を羅列します。おおよそ時代順に並んでいます。気になるものがあればご連絡いただければレジュメを差し上げることも可能です(担当者が了承した場合)。
・日本史
「足利義勝元服再考」
「『三魔』―足利義政初期における将軍近臣の動向―」家永遵嗣(論文要約)
峰岸純夫「東国における十五世紀後半の内乱の意義」を読み直す-「享徳の乱」研究の現在と課題-
「足利義材政権における将軍権力の考察」
「戦国期における守護権力の変質と有力被官―近江伊庭氏を事例に―」新谷和之(論文要約)
「本能寺の変の再検証―先行研究の成果と『石谷家文書』から判明した史実の結合―」熊田千尋(論文要約)
「小牧・長久手の戦いと羽柴政権」藤田達生(論文要約)
「明治初年の聴訴事務―松江藩郡奉行所文書を手掛かりに」橋本誠一(論文要約)
「師範型と師範生の生活-静岡県立静岡師範学校を例に-」
「師範学校における「師範型」発生の検討」
「一九二五年普通選挙法と「選挙の管理化」」
「「ビンタ」の受容からみる日本軍における私的制裁」
「植民地朝鮮における日本の教育政策」佐野通夫(論文要約)
・世界史
「第一回十字軍に参加した騎士たちとその動機」
「「異端者」マルグリット・ポレート-中世における正統と異端、そして迫害-」
「中期ビザンツ帝国における宦官勢力の展開について」
「二つの近代化された軍事改革とロシア社会への影響」豊川浩一(論文要約)
「フランス革命期における学問分野の再編-タレーラン案からコンドルセ案への移行-」平井正人(論文要約)
「1842 年のケルン大聖堂建設祭におけるカトリック勢力とプロイセン国王」棚橋信明(論文要約)
「1877 年初めにおける二正面戦争の危機とビスマルクの英国へのアプローチ」飯田洋介(論文要約)
「日露戦争をめぐるイギリス外交、一九◯四ー一九◯五年:ヨーロッパ大国関係の再編」 谷一巳(論文要約)
「ストルイピン改革の分析」
「オスマン帝国におけるバルカン戦争を受けた統合理念の変容に関する考察-バルカン戦争
における「残虐」な行為の描写から-」
「近代オスマン帝国における「Rum」概念の再構築と復讐主義的バルカン戦争叙述-普遍性と個別性の観点から-」
「バルカン戦争に伴う「ルーム Rum」概念の構築について」
「ヒトラーなきナチ・ドイツ-フレンスブルク政府の降伏 」
「市場社会主義の理論と現実 :ユーゴスラヴィアの自主管理社会主義の経験」福田亘(論文要 約)
「「引揚者法」における記憶の対立」
「『通典』編纂始末考-とくにその上献の時期をめぐって-」北川俊昭(論文要約)
「無上将軍と西園軍―後漢霊帝時代の「軍制改革」―」石井仁(論文要約)
「1874 年の台湾出兵と清国の対応―『撫恤銀』問題を手がかりにして―」白春岩(論文要約)
・文化
「ニーチェはなぜエウリピデスを非難するのか?」
「エウリピデス『バッカイ』プロロゴスにおける「嘘の宣⾔(suggestio falsi)」について」
「モネと日本趣味 その一側面:《ラ・ジャポネ―ズ》の衣裳から見えるもの」横山昭(論文要約)
「ジラールと科学の閾値」
「規則違反か設計欠陥か?」今中哲二(論文要約)
「韓国語と日本語の語源に関する考察」鄭致薫(論文要約)
「芸術と歴史学の関係性に関する諸問題」
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